受診者の皆様へ 平成 20 年 6 月 23 日

医療法人 泰一会 飯能整形外科病院

理事長/院長   木川 泰宏

「真空採血管ホルダーの再使用について」

飯能整形外科病院では、採血時に多くの病院で使用されている真空採血管を使用していますが、その際、注射針と採血管については交換しておりましたが、注射針と採血管を固定するホルダーは、平成 17 年 1 月 4 日に厚生労働省が使用後廃棄することを指導した通知を把握できずに、業務終了後に洗浄・消毒したうえで再使用していました。このことについてお詫び申し上げます。

今回の発表に至った経緯につきましては、平成 20 年 6 月 4 日の坂戸保健所から糖尿病などの血糖値測定に使われる「微量採血のための穿刺器具の取扱いに係る周知徹底 及び調査の実施について ( 依頼 ) 」の文書がきたため、その器具の調査をすると同時に採血に関するほかの器具もあわせて調査をしました。その結果、血液検査等で血液を採取する際に使用するホルダーについては、当日の採血業務終了後に洗浄・消毒し、翌日も使用していることが判明しました。

再使用していた理由につきましては、血糖値測定に使われる穿刺器具や注射針とは違いホルダーには本来、直接血液が付着することがなく、十分な洗浄・消毒すれば再使用しても感染はおこらないと確信していたことと、 使用後に廃棄することを指導した平成 17 年 1 月 4 日付の厚生労働省からの通知が直接各医療機関には直接送付されなかったため、使用後廃棄の指導を把握できなかったことによります。 この件につきましては、 所沢市市民医療センターと全く同じ見解であり、血液媒介感染の症例報告は国内外1例もありません。 今回の件につきましては、受診患者様に大変ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、地域密着型の病院としての責任を強く受け止め、今後はこのようなことを起こさないよう努めるとともに、引き続き積極的な情報公開を行ってまいります。

[ 対象者 ] 採血を実施したことのある外来・入院患者様

[ 感染状況 ] 現在までホルダーの再使用が原因で感染症が発生した報告は国内外において 1 例もありません。当院にて複数年受診した患者様でも感染はありませんでした

[ 今後の対応 ] 病院受診患者様へ深くお詫び申し上げるとともに,医療器具の正しい取り扱いを周知徹底し

また,新しい器具を常備するなど,再発防止に努めてまいります。